東叡祭 ９／13・14
クラスの縁日も、予想以上の盛況でしたね。諸君の中には、縁日なん
てウケないと思っていたので当日の
大入りには驚いた、という人が多く
いるようです。
その分、ほかの団体を見られな
かったかも知れません。
準備がその週に入ってからの５日
間だけでしたが、輪投げ、射的、
Big JENGA、What's in the box は
すべて手作りというところがすばら
しかったと思います。とくに射的の
鉄砲はどうするのかと思っていた
ら、割り箸と輪ゴムでの手作りで、感心しました。部活や有志で文化祭に参加した人たちも多くいましたが、ク
ラスに参加できなかったことを気にしたり、ましてや疎外感な
どを持つ必要はありません。それぞれ一生懸命取り組み、忙し
かったのですから。
100歳以上が５万8820人
毎年、敬老の日の前に高齢者の人数が公表されます。今年の100歳以上の人は、昨年より4423人増えました。
最高齢は、大阪市の女性の116歳で、世界最高齢でもあります。男性の最高齢は、さい
たま市の111歳。こちらも、男性の世界最高齢です。（メキシコに127歳の女性がいるとい
う話もありますが、日本のお２人はギネス記録に認定されています。）
116年前(1898年)から100年前(1914年)の間の出生者数は、総務省統計局のデータ(http:
//www.stat.go.jp/data/chouki/zuhyou/02-24.xls)によれば26,702,145人ですから、100
歳以上の生存率は0.22％になります。
長寿自体は、めでたいことですが．．．
2050年には１億人割れ
人口減というのは、昔から分かっていたことですが、ここで注意すべきは、人口の年齢別構成が同じままに相似形で減っていくのではないということです。相似形で縮小してい
くなら、まだ何とか、人口に応じた国力を維持する方法もあるかも知れませんが、人口が
減る原因は少子化と高齢化なので、働く人が減るということです。
その辺りを数字で見ると、次のようになっています。
http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2013/zenbun/s1_1_1_02.html
内閣府 平成25年版高齢社会白書より
2050年には、諸君は53歳。今の私よりも若い時期に、日本の人口は1億人を割るという
推計です。約23％減ですが、これは40人が30〜1人になるということです。
現実の事態はもっと深刻です。右の表は、上のグラフから私が作った
ものですが、15〜64歳の人口は、2015年
から2050年で37％減。40人が25〜6人に
なる感じです。一方、その間の65歳以上
は11％増です。
「Ｂ÷Ａ」は、65歳以上の人ひとりを "支える" 15歳〜64歳の人数です。諸君がアラ
フォーの時にこれが「２」くらいになるようですが、単純に言えば、私を含む65歳以上の
人に月々10万円の年金を支給するために、諸君が毎月５万円納めなければならないという
ことです。その負担を軽くするために消費増税が行われているわけです。（年金というシ
ステムは、貯金のように払った分が払った人のものになるのではなく、若い人が払った分
をそのときの高齢者に支給するというのが原則です。）
また、税収が増えなければ、国の借金（国債）も増え続け、国が破産してしまいます。
そこで安倍政権は、その労働者の減る分を "女性の輝く社会" と外国人の入国条件の緩
和などで補おうとしているわけです。
少子高齢化人口減少阻止対策は、打てる手は何でもやらなければなりません。単に女性
や外国の人気取りだなどと言っている余裕などはすでにないと、私はかなり危機感を持っ
ています。
そのうえ、出産や子育て、教育費、若い人の職業訓練や資格取得費用などの支援のため
の助成金も増やさなければならないということにもなっており、かなりヤバイと私は思い
ます。
当面の日程
９月23日(火) 秋分の日24日(水) 科目選択説明会（５・６ｈ）、予備調査用紙配布
25日(木) 公務員説明会（15:30〜 社会科教室）
27日(土) 保護者会（10時〜）
10月１日(水) 都民の日
２日(木) 科目選択予備調査用紙提出締め切り
４日(土) 土曜講習
８日(水) 大学体験授業（５・６ｈ）
11日(土) 授業公開・学校説明会（午前中授業）
13日(月) 体育の日
21日(火)〜24日(金) 中間考査
24日(金) 科目選択本調査用紙配布
29日(水) 科目選択本調査用紙提出締め切り