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「複眼」のブログ化？ 《なんや〜、前回はあんな短いんやったら、アテら出させてくれたらよかったのにぃ。》 『そうやない。アテらが出たらまた長(なご)うなるやないか。』 《ええやんか。》 『違うがな。わざと短くしたんやと。』 《なんでぇ？》 『詳しくはよう知らんけど、紙版のときはＢ５版で４ページ分って決めておったけど、Ｗ 　ＥＢ版はそういう制約がないさかい、内容は短くても、その分、発行間隔も短くしよう 　ということらしい。』 《なるほど。昔やったら前回と今回で１回分って感じやけど、前回は、アテらを積み残し 　て出してしもうたというわけやな。》 『積み残してって、３日前にはアタシらはどっか行っとったやないか。』 《まぁ、ええか。でも、そうやっていくと、この複眼もブログ的な感じになってくるんと 　ちゃうか。》 『そうやな。けど、それは、去年の４月からそうなる気配はあったんや。』 《どういうこと？》 『それまでは、紙に印刷して教室で直接生徒諸君に配っておったんで、内容も、事柄の説 　明が多く、時事問題については、筆者の個人的意見だけを表明するようなことは、でき 　る限り避けてきた。』 《そうやったな。生徒諸君が考えるキッカケになればエエという感じやったんよな。》 『それが、ＷＥＢ版になると、これを読む環境が大きく変わった。つまり、今度は、パソ 　コンをインターネットに接続した状態でこの複眼を読む。そうすると、話題にしようと 　している事柄そのものの内容をここで説明する必要がなくなった。』 《ああ、例えば、０８２の "三浦義和氏逮捕" がそうやな。"事件の詳細はＷＥＢで調べ 　てくれ" ゆうとったもんな。》 『そうや。そうすると、事件の内容だけやのうて、ぎょうさんの人の意見も同時に見るこ 　とができるわけや。』 《なるほど。そうすると、複眼で、こんな意見もありますとかゆうてもしゃあないことに 　なるわけやな。》 『そう。ＷＥＢ版で他人の意見を紹介するためにそれを転載することはほとんど無駄なこ 　とやろ？　で、結局、この複眼では複眼の筆者の意見を表明するしかない、ということ 　に必然的になるということなんやって。』 《自分の話のために引用するときとか、是非見て欲しいような他の意見なんかは、転載し 　たり、ＵＲＬを載せたりすることはあるやろうけどな。》 『そもそも "ブログ" ってなんや、っていうのがよう分からんけど、"ブログ" の語源で 　である WEB LOG、つまり、ＷＥＢページ閲覧の記録やメモというものからだいぶ変わっ 　てきて、個人の日記や意見をＷＥＢ上に発表したもの、っていう意味になってきてるな。 　その意味では、この複眼も、自分の意見を表明するような場になれば、ブログの仲間に 　入るんかな。』 《けど、特に日本では、ということなのか知らんけど、ブログ用のサイトに登録してブロ 　グ用のソフトを使って随時書き込んでいくものをブログって言うようやで。ブログは、 　ケータイからでも書き込みができるそうや。プロバイダーは、利用者のホームページの 　登録と、ブログの登録を別に運営しとる。》 『そうか。この複眼は、ＯＣＮの "Ｐａｇｅ　Ｏｎ" ていうホームページ用のサービスに 　登録しているからブログやないな。ブログを書きたいときは、それとは別の "ブログ人" 　っちゅうサービスで登録するようになっとる。』（※） 《ブログは、読者がコメントを書き込めるようになっとるところも、個人開設のホームペー 　ジとの大きな違いやろかな。》 『読者とのコミュニケーションを望む場合は、ブログのサイトに登録するのが手軽という 　ことなんやな。』 《手軽やけど、書き込みが殺到して閉鎖に追い込まれる場合もあるようやで。》 『いわゆるブログの "炎上" やな。』 《"吉原(よしわら)炎上"って映画、あったな。》 『わっ、飛んだなあ。』 《主演の名取裕子が、始めはいかにも田舎くさいウブな娘やったのが、徐々に吉原の女に 　なっていき、最後に堂々たる花魁(おいらん)になるまでの変貌振りが素晴らしかったなあ．．．》 『お、おい。大丈夫か？』 《あ、ああ。大丈夫や。で、火は消えたんか？》 『まだボケとんのか！　しゃあないやっちゃなあ。』 《あ、ああ。大丈夫や。どうぞ、話続けておくれやす。》 『ったくぅ。ほな話もどすでぇ。』 《はいなあ。》 『ええと、なんやったかいなあ。あ、そうそう。うっほん。 　検索サービスでは、ブログだけを探すというのがあって、各プロバイダーなどのブログ 　用サイトを検索することができるようや。』 《一般のホームページは、もう何年も更新されてないページも検索で上位に表示されたり 　するけど、ブログは新しいものが表示されるようになっとるようや。》 『旬の話題について知りたいときは、ブログの方を探した方がエエってことやな。』 （※）2014年10月、OCNから@niftyへ移動しました。 Google は「複眼」を無視？ 《Google で "複眼" を検索すると、30何万件がヒットするけど、その中にこのページは 　入っとるんやろか。》 『探し切れんので、検索オプションでドメインを "www1.ocn.ne.jp" に限定して検索した 　んやけど、なんと、34件ヒットの中にこのページは入っとらんのや〜。』 《え〜〜っ！？　完全に無視されてるんやんかぁ。》 『そうなんや。ほかのページは、同じものが重複してヒットしとるのにィ。』 《Google はどうやってページを集めとるんやろな。》 『企業などは、自分の会社のホームページが検索結果の上位に表示されるように、そうし 　たことを専門に請け負うホームページ制作会社に高額の料金を払って頼んどるらしい。』 《その話、聞いたことあるな。けど、Google などの検索会社は、順位付けのノウハウや 　基準は公開しとらんさかい、制作会社は、上位に表示されているページのソースを研究 　して、その傾向を探ったりしておるらしい。》 『よそのページからリンクを張られているその数も関係あるって聞いたことあるな。』 《それなら、確かにこのページはどこからもリンク張られてへんやろから、要するに、存 　在しないに等しいってわけやな。》 『そうやなぁ。ちょっと寂しいなぁ。』 《まぁ、ええやんか。あの Google でさえ見つけることのできないページってことで、逆 　に自慢できるんとちゃうか？》 『オマエのその楽天的なところは、アタシは好っきゃでぇ。』 《アテは、三木谷社長とは面識ないよ。》 『．．．』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　��

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