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愛用ソフト（２） 　私の利用しているＰＣソフトについては、１０４で一度述べたことがあります。 　それで今回は、その第２回ということで（２）をつけました。 Print2Flash 3 　2010年７月、１０４で紹介した Print2Flash のアップグレード版(Ver.3.0)が出ました。 　即アップグレードしましたが、また $45.50 かかりました。しかし、１０４で述べた欠 点はすべて解消されました。すなわち、余白やボタンのデザインが変えられるようになっ たことと、Vista の「スライドショー」が正常に動くようになったという点です。 　出力サンプルを次に載せておきます。左は「business」、右は「fancy」という組み込 みスキンの色を少し変えたものです。 　元原稿は、WORD に数研出版の Studyaid のオブジェクトを貼り付けて作ってあります。 音楽関連ソフト �@　カセットテープから音楽をＰＣに取り込む 　→ Windows95用の CD Spin Doctor（adaptec） 　私は大学生のころ、ＦＭ放送を録音することが趣味でした。エア･チェックといって、 当時は結構盛んだったと思います。ＦＭ専用の番組表が隔週刊の雑誌になっていました。 　また、買ったレコードも、まずテープに録音して、テープで聴くようにしていました。 　音楽が、ＣＤ以降デジタルデータで記録しているのと違い、レコードは、音の空気振動 の波形をそのままポリ塩化ビニールの円盤の表面に波として削り込んであり、その波打つ 細い溝にサファイヤやダイヤモンドの小さな針を当て、レコード盤をまわすことで、溝の 振動が針を伝って小さな磁石、あるいはコイルを振動させて電気信号に変えているわけで すから、聴けば聴くほど、レコードは、わずかずつですが磨り減っていくのです。また、 ホコリなども、パチパチッというスクラッチノイズとなって拾われてしまいます。 　ですから、アルバイト数時間分の給料に匹敵するＬＰレコード（アルバム）などは、大 事に大事に扱ったものです。 　そうして録り貯めたカセットテープが200本近くあり、Windows95 のノートＰＣを買っ た時に、それらのアナログデータをデジタル化することを始めたのです。 　その取り込みに使ったのが adaptec社のEasy CD Creator というソフトで、XP のデス クトップを買った後も、そのソフトの中の CD Spin Doctor というソフトを使い続けてい ます。 　XP用にアップデート（有料）しなかったので、デジタル・サウンドボード用のドライバ が使えず、ＣＤのデジタル信号をファイルとして取り込むことはできませんが、アナログ なら取り込めるので、これで十分です。 　ファイルは、ＣＤと同じ wav 形式です。 �A　ファイル形式の変換（wav ⇔ mp3，wma） 　→ CDex（Albert L Faber　フリーソフト） 　操作が簡単なので、愛用しています。 　MP3 にすると、ビートルズの全曲200曲あまりが１枚のＣＤに入ってしまいます。全曲 連続して再生しても10時間以上かかるだけの音楽がＣＤ１枚に入ることに驚きました。 　また、2500円ほどで買った小さな音楽プレーヤーで通勤時などに音楽や英会話を聴いて います。（このプレーヤー、ＦＭチューナーも付いてるんです！） 　私は、音楽データも、他の文書ファイルや写真データ等と同じように explorer で操作 できることを好むので、iPod shuffle や 大震災の１週間前に新しく買い換えた携帯電話 のように、iTunes や Windows Media Player を介して転送しなければ音楽が聴けない （ドラッグ＆ドロップでコピーしても再生できない。著作権保護ということがあるのでしょ うが）というのは、結局使わなくなってしまいました。 　ただ携帯電話は、買った１週間後にあの大地震が来て、学校に泊まったときにワンセグ が見られたことと、地震警報が受信できたことは大変心強かったです。 　前の携帯にはワンセグすらなかったのですが、別に、非常時を予知して買い換えたわけ はありません。しかし、結果的に大変役立ったことは、私にとっては幸いでした。 �B　サウンド編集 　→　SoundEngine Free（Cycle of 5th） 　95時代とXP購入当初は、前述の Easy CD Creator の中の サウンドエディタ を使って いたのですが、ファイルの分割ができなかったので、「サウンド編集　分割」で検索して 見つけたのがこのソフトです。 　サウンドエディタを使っていたときは、カセットテープでもＬＰレコードでも、１曲ず つ区切って録音していたのです。これは大変手間のかかる作業で、通して録音して、あと で分割できればいいのに、と思っていたわけです。 　レコードの気になるスクラッチノイズなども、波形を拡大してノイズ部分だけの何十分 の１秒分をカットしてしまうことで簡単に除去できます（大胆！）。その分、音楽は飛ん でいるはずですが、聴いてもまったく気づきません。 　そうした処理をしながら曲間にマーカーを入れておくと、最後に保存するとき、マーカー のところで分割して保存してくれます。 　このソフト（の製作者）には、本当に感謝してます。 �C　音量の均一化 　→　MP3Gain（Glen Sawyer，日本語化：KuniG　フリーソフト） 　いろいろな音源から寄せ集めた音楽は、曲ごとに音量が違い、突然大きな音だったり、 いちいちボリュームを調整するのが面倒です。 　MP3 専用ですが、さしあたってはこれで十分です。 �D　動画から音声だけを取り出す 　→　携帯動画変換君（MobileHackerz　フリーソフト）＋Transcoding_AudioRip.ini 　もともとは、動画をいろいろな携帯電話の動画形式に変換するためのソフトらしいので すが、イニシャライズファイル（iniファイル）の設定でいろいろな機能をもたせること ができるようです。 　オリジナルには音声切り出し機能はないのですが、どなたかが作った次のテキストファ イルを「Transcoding_AudioRip.ini」という名前で、このソフトのフォルダの中のフォ ルダ「default_setting」に入れておくと、音声の切り出しができるようになります。 「Transcoding_AudioRip.ini」の中身 　アナログテレビから録画した mpeg や mpg ファイルなら、adobe の Premiere Elements でも音声だけの書き出しができるのですが、YouTube などからダウンロードしたフラッ シュビデオ flv が premiere で扱えないので（私のは Elements 2.0)、変換君を使って いるのです。 ソフトとアプリ 　ところで、携帯電話やスマートフォンでは、ＰＣのソフト(ウェア)に相当するものをア プリといっていますが、これは世界中でそうなんでしょうか。 　ＰＣの方も、ＯＳなどの基本ソフトに対してアプリケーション(応用)ソフトとも言って たわけで、当然、アプリはその意味だと思いますが、英語圏で appli と省略するとも思 えないし、そもそも、ＰＣと使い分ける必要はあったんでしょうか。 　確かに、スマホは、ＰＣへの対抗意識があるようには感じます。もしかする と、iPhone や iPad のアップルが自社名に引っ掛けて言い出したのか、とい うのは無理がありますかねぇ？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　��

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